新型メルセデスベンツEクラスのヘットライトは、マークⅡブリットのパクリですか?
↓
元々のデザインの原型は1995年発売の先々代Eクラス(W210)が独立した丸目四灯を採用してからで、
そのデザインコンセプトは1997年発売のトヨタ2代目アリストにも色濃く影響を与えました。
その時点でデザインコンセプト(内側と外側のライトを独立させたデザイン)は固まっているわけですから、
その丸目を四角に変えたり等の変化は、時代と供に車のデザインが流線型になったり、
角ばったりするのと同じ事ですので、たまたまモデルチェンジが先だったマークⅡブリットがベンツデザインのコンセプトを取り入れ、
ライトを丸のままではベンツに似てしまいますので四角にしたと考えるのが順当だと思います。
その理由としてはベンツEクラスは1995年から始まるこの外側と内側のライトが独立したデザインを継承し進化させてきましたが、マークⅡブリットの現在のデザインは先代マークⅡクオリスとは継続性が無く、
マークⅡブリットのデザインコンセプトは何をヒントにしたと思う?と聞かれれば、自分なら「ベンツEクラス」と答える事になるからです。
補足:クーペまで考えれば質問者の方の御指摘の通りです。
クーペの場合、他にも1992年のホンダCR-Xもありますし、
当時はスペシャリティークーペ(バブル崩壊前後でしたので)が全盛でしたので
他社には無いデザインと言う事で憶えています。
ただ残念なのはどの車種も1代限りのデザインで先の回答でも指摘しました様に
次のモデルではまったく継承されなかったことです。
出来ればベンツの様に確信を持って3世代(しかもモデルサイクルが長いですから)
続けてデザインコンセプトを継承しメーカーの顔にして欲しかったです。
また丸目4灯ヘッドライトと言えばジャガーが有名で、
1968年発売のXJ6まで遡る事になりますが、
それを言い始めるとそれ以前の車の歴史でも丸目4灯はありますので、
はやりそのデザインをメーカーの顔に出来た(確立出来た)功績は大きいかと思います。